パトカーや救急車などは、緊急時には赤色の回転灯とサイレンを鳴らして走行します。
パトカーなどの“赤色”の回転灯は、緊急車両用というのは多くの人が知っていますよね。
では、黄色や青などの回転灯は、何用でどのような意味があるのでしょうか?
そこで、『車両用の回転灯の色と意味』についてお話ししますね。
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車についている回転灯は、5つの種類がある
車の回転灯には、
・赤色灯
・黄色灯
・青色灯
・緑色灯
・紫色灯
の5つがあります。
それぞれどのような車がつけることができ、どのような意味があるのか、ひとつずつ説明しますね。
赤色灯:緊急自動車用
赤色灯は、パトカーや消防車、救急車などがつけているのをよく見ますよね。
基本的に、赤色灯は、道交法第三条第十四条で定めている「緊急自動車」が該当し、サイレンとともに設置することが義務づけられています。
電気やガスなどのライフライン会社の車や、輸血用の血液を運ぶ車にも採用されています。
前方300m以内から確認できることが、赤色灯の条件となっています。
黄色灯
黄色灯は、道路の維持や修繕などを行う作業用自動車へ装備が義務づけられています。
高速道路を走行しているとNEXCOの道路パトロールカーなどが、黄色灯を装着しているのを見ますよね。
除雪車や清掃車など、国交省が持つクルマにも装着されています。
黄色灯をつける車のうち、緊急車両として認可されている車は、赤色灯への変更が可能なんですよ。
青色灯
青色灯は、自主防犯活動用の自動車に装着が義務づけられているものです。
地域のボランティアの防災パトカーに付けられるもので、各都道府県への届け出を行って、証明書を発行してもらう必要があります。
緑色灯
緑色灯は、全幅3m以上のとれらーをけん引するトラクターと、その誘導車に付けられる回転灯です。
連結時に全長16.5m以上になるときに、周囲に存在を知らせるために装着されます。
マイナーな色の回転灯ですが、高速道路や深夜などにたまに見かけますよね。
設置義務はないのですが、運送業者が自社の特殊車両を誘導するときだけ、緑色灯を点灯させることができます。
紫色灯
紫色灯は、停車している事故車両につけることができる回転灯です。
役割は、三角表示板と同じで、故障や事故でクルマが停車したときに、後続車が追突しないように注意をうながすためにつけます。
紫色灯は、一般車両が使える唯一の回転灯で、設置するのに許可を取る必要はありません。
ただし、走行中につけるのはNGなので、気を付けてくださいね。
紫色以外の回転灯は、許可なくつけると罰則がある
紫色灯以外の回転灯は、だれでも装着していいものではなく、行政に許可を取る必要があります。
無許可で回転灯を装着した場合、道路運送車両法での違法改造とるので、道交法違反となります。
回転灯は、無意味に装着しないようにしてくださいね。
回転灯の種類と意味 | |
赤色灯 | 緊急車両用 |
黄色灯 | 道路維持管理車両用 |
青色灯 | 防犯パトロール用 |
緑色灯 | 道路運送車両用 |
紫色灯 | 停止表示用 |
(引用元:ベストカー)